星屑記

何気ないことを考えたり、語ったり。

創作

「読者」を想定して書く

昨日は、久しぶりに文芸部に顔を出した。 先日発行された部誌に作品を載せたので、その合評会だったのだ。 ちなみに掲載した作品とは、こちら「Sleeping」である。 久しぶりに、自分の作品へのコメントを複数人からいただいくことができた、有意義な時間であ…

物語をつくる「大」と「小」

毎週水曜日はゼミがある。 私は妖怪を題材に取った連作短編を執筆しているのだが、昨日は順番的には一番最後にあたる短編の指導を受けた。 私としては、「妖怪はこうして語られることで伝承していく」ということを簡潔に記して各短編を終わらせたい。 しかし…

キャラクターを生み出すことについて

私は物語を空想することが好きだ。 物語を考える時は、キャラクターから考えたり、展開から考えたり、ワンシーンから考えたりと千差万別である。 で、だ。 私は発想だとか、妖怪を登場させることだとかに自分の創作の特徴があると思っている。 しかし魅力的…